


中小企業に多いのは、取引先の要請で、とにかく取得最優先とした為、コンサルタントに薦められるまま、自社にそぐわない大げさな仕組みを構築して苦労するという事例です。
取得後に改善すれば良い、という意見もありますが、それで成功した事例はほとんど聞きません。その理由は、MS(マネジメントシステム)をジグソーパズルに例えれば分かりやすいと思います。
ジグソーパズルは、一つ一つのピース自体では意味を為しません。
仮に原画にあの有名なモナリザが描かれていたとしても、たった一つのピースからではその完成形を想像するのは困難です。
しかし、そのたった一つのピースが足りなくても、モナリザは完成しません。
ここに同じ絵柄の2種類のジグソーパズルがあるとします。
一つは完成に100ピースを要す精巧なものですが、精巧すぎて難易度が高く、総ピース数を減らす必要があります。
もう一つは、未完成のパズルで、現在60ピース分できていますが、まだ所々が欠けています。
どちらも、最終的には80ピースの同じパズルにしたいと考えています。
まず前者は、緻密に計算して各ピースを僅かずつ大きく変えてやらないと、ひどくバランスが悪くなってしまいます。
一方、後者は、完成形から欠けている20ピースを追加してやりさえすれば良いのです。
最早、どちらを選ぶべきであるかは明白でしょう。
ところが、実際は多くの中小企業の方が、前者のような仕組みを構築してしまっています。
諺で“大は小を兼ねる”と言いますが、ことMS(マネジメントシステム)に限れば、この諺は誤りです。
そこでお奨めするのが、弊社のISO9001事務局代行です。
この事務局代行は、通常常務で多忙な中小企業の皆様になり代わってISO業務を負担する、というものですが、それが本旨ではありません。
審査員としての力量を持つコンサルタントが、直接皆様の業務に触れ、その実態を把握した上で、過剰な仕組みを廃し、実態に見合った仕組みを構築することで、やがては私たちの手を借りずとも、無理なくMS(マネジメントシステム)を運用できるようご指導いたします。

